美味しいですよね!旬のホタルイカ。
この美味しいホタルイカ、生で食べますか?ボイルで食べますか?
内臓ごと生で食べるホタルイカの刺身、本来これが一番美味しいんですが寄生虫が心配です。内臓ごと食べる場合は必ず一旦冷凍した物を食べるようにしてください。
水揚げしてすぐに浜で茹でられるボイルほたるいか、こちらがやはりオススメです。
ホタルイカの酢味噌和え、和食料理では一般的に有名ですね。
茹でた分葱(わけぎ)やワカメ、細切りしたミョウガなどを添えると彩りもきれいで食感のアクセントもあり宜しいかと。
また、ホタルイカはニンニクとの相性がいいので、ホタルイカのペペロンチーノやアヒージョもオススメです。
同じ時期に出回る旬の菜の花と合わせると色合いもきれいですね。
ホタルイカと菜の花とシラスのペペロンチーノ
ホタルイカと菜の花だけで一品料理にするのもいいですが、パスタに合わせれば立派な主食料理の出来上がり!
旬+旬=旨いの方程式、是非お試しいただきたいと思います!
ホタルイカの旬!
毎年1月下旬ころから始まる山陰沖のホタルイカ漁。2月いっぱいは島根県、兵庫県、福井県沖で漁獲されるホタルイカが主流ですが、3月1日富山湾内でのホタルイカ漁が解禁となり本格的なホタルイカのシーズンに突入となります。
湾内ものと湾外もの?
ホタルイカは1月下旬、山陰沖で漁が始まりますが山陰沖で獲られるホタルイカは小さいんです。初春から日本海を北上し富山湾内に入ったホタルイカは富山湾の豊富なプランクトンをたっぷりと摂り丸々と太り産卵期を迎えます。この丸々と太ったホタルイカ、特に常願寺川河口から魚津市の魚津港に至る15キロ間の沿岸域で捕獲水揚げされるホタルイカは富山湾内ものとして取引される最高級品で、味噌もたっぷり詰まっていてとても美味しいですね。湾外ものとは別物といっても過言ではないでしょう。 湾内もの=大きくて味噌もたっぷり詰まっていて美味しい!と覚えて下さい。
富山湾!
浅いところでも水深200m~300m、最深部は1,000mにもなる富山湾。その富山湾に立山連峰より流れいる雪解け水、この雪解け水が滋養豊かな富山湾の海を創りだします。 豊富なプランクトンに恵まれる富山湾は豊かな漁場であるため「天然のいけす」とも呼ばれていて、ホタルイカ、シロエビ、氷見の天然ブリなどが特に有名です。 国の特別天然記念物 この富山湾常願寺川河口から魚津市の魚津港に至る15キロ間の沿岸域は「ホタルイカ群遊海面」として国の特別天然記念物に指定されています。
ホタルイカそのものを天然記念物に指定してしまうと食用にできないため群雄海面としたようです。