アニサキス・アレルギー

アナフィラキシーショック!

 

2019年10月15日夜半、アナフィラキシーショックで救急搬送。

睡眠中にふと感じた違和感。あれ?これは何度か経験しているサバアレルギーの症状と似ている。え?でも待てよ。今日はシメサバは食べていないぞ。

そんなことを思っていると症状はさらに悪化、慌てて飛び起きキッチンで嘔吐、トイレに駆け込みさらに嘔吐&下痢。

トイレから出てリビングで倒れ、目も開かず言葉も発せない状況に。

耳元では嫁と娘との「パパ大丈夫、パパ大丈夫、救急車呼ぶ?」の連呼に自分ではうんと返事をしているつもりも実際には言葉になっていないらしく、さらに「大丈夫?大丈夫?救急車呼ぶ?」の連呼。

実際には数秒だったのか数分だったのかはわからないがこれはまずいと感じた嫁が救急に電話し数分後に救急車にて無事?搬送。

意識はあるんです。周りであたふたしている様子、発している言葉、すべてわかるんですがいかんせん目が開かず言葉も発せない、どうにもならない状況でした。

 

 救急隊が到着し「どうしました?大丈夫ですか?どんな状況ですか?」いろいろ聞いてきますが「う~んう~ん」と唸るばかり。

大丈夫なわけないだろ、見て判るだろ、と悪態がよぎるがそれも言葉にはならず。

嫁が色々説明している中思っていたのはどうやって救急車まで行くんだろ?って。

私の住まいはマンションの6階。ストレッチャーが乗るようなエレベータもないので、えっ?歩く、車イス、おんぶ???。

そんな中、救急隊員の「歩けますか?」

歩けるわけないだろ!見て判るやろ!・・・これももちろん言葉にはならず。

結局、何か大きな風呂敷のようなものでくるまれ担がれてエレベーターで降り、1階でストレッチャーに乗せられ救急車の中に。

 

数分後病院に到着し救急処置を受け事なきを得たのですが、今回の症状は過去に例がないくらいきつかったです。

不思議なもので、苦しいんですよ、すごくつらいんですよ、ですがその傍ら思っているのはこれが医療ドラマで見るあの救急現場なのか!ということ。

はい、ベットに移すよ1・2・3、アドレナリン用意して、飛び交う怒号や、太ももに注射するのでちょっとチクッとしますよ、とか、実際に俺にやられてるんだ。なんて思っている自分がいるんですね。

 

アドレナリン注射と点滴のおかげで数分後には呼吸も楽になり目も開けれるようになり会話も出来るようになりました。あれだけ苦しかったのがウソのようです。

もうすでに深夜ですのでその日はそのままお泊りですが、明くる日の昼には無事退院いたしました。

しかし今回腑に落ちなかったのはシメサバを食べていないのにアレルギーショックを起こしたこと。その日の夕食に食べたのは旬真っ盛りのサンマの刺身と塩焼きとゴーヤチャンプル。

アレルギーとして考えられるのは明らかにサンマ。

サバだけでなくサンマもアウト?・・・青魚全部?・・・。

いやいや、今までは普通に食べていたぞ。去年も一昨年もその前だってずっと。

いろんなこと考えてしまいますよね、ほんと。

 

 入院時ご担当していただいた内科の先生からアレルギー専門医の診察を受けたほうがいいとの勧めで予約を取ってもらい血液検査を受けたところ、サバにに対してはアレルギー反応は陰性でほぼゼロ。しかしながら念のためチェックをしたアニサキスに対するアレルギー反応がMAXのレベル6という診断結果に。

アニサキスだったのか~!

しかもまさかのレベルMAX。

正直、サバ以上にショックが大きかったです。

 

でもまてよ。なんで今までサバ以外で出なかったのか。今回サンマで発症したのはアレルゲンがアニサキスだったからというのは納得出来るんですが、イワシの刺身もアジの刺身もサンマの刺身も普通に食べていたのに何で?。

今まではたまたまアニサキスがいなかっただけ?今回たまたまいただけ?それとも長年の蓄積?のせい?。判らないことが多すぎです。

実際のところ専門医もアニサキスアレルギーに関してはあまり詳しくないようで、詳しく解明もされていないのが現状のようですね。

 

一つ間違えると命に係わる危険性があるアナフィラキシーショック。

危険性のある物を食べなければいいじゃん。肉だって野菜だって美味しいものたくさんあるじゃん。確かにそうなんですが魚好き、特に寿司やお刺身大好きな者してはなかなかに難しいところで。

こうなると自分で解決するしかないかと今回はマジで調べてみることにしました。

 

次回からは私自身のアレルギーショック=アナフィラキシーショックの歴史や、今回調べたことからの私なりの意見、そして魚介類を食べた結果等をご報告していきたいと思います。

アニサキスアレルギーに対する一助になれば幸いです。